座右の銘(3)

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座右の銘といいつつ座右の銘は出てこない。

今日はゼミでボスからお説教をいただいた。 これまでにも幾度となくボスからはお説教を受けているわけだが、 毎度毎度しみじみ~~~と聞き入ってしまう。 受け終わったころには、心に説教の内容が染みてなかば感銘を受けたような状態になりがちであり、 しょげて反省したり、ツイッターでポエマーになってみたりする。

お説教を受けてしばらくすると、基本的にはがんばらなきゃなーという気持ちが支配的になり、 わりと真面目に研究に取り組むようになる。 お説教を受けたあとに事態がさらに悪化するようなことは基本的にないので、 受けたお説教を真摯に受け止め生活に反映させ、状況の改善につとめているといえる。 これは、素直に説教を受け止める筆者のゆとりある精神構造と 筆者に向けて繊細なチューニングがなされた説教の中身およびタイミングの美しきコラボレーションにほかならないのだが、 それは宗教だなどと短絡的に結論したがる人々による誤解が生じることが多々あるためあまりオープンに話せないことが残念である。 ただ、筆者に対して効果的な説教というのをボスは完全に見抜いているように思っていて、 その圧倒的技量だけでもどうにか人々に知っていただきたく思う。

今日にいたっては、なんならお説教を受けながらコレコレこれを必要としていたんじゃあと内心ウキウキ状態だった。 説教を受けてからがんばりはじめるまでのいつものサイクルがめちゃくちゃ高速で消化されたことになる。 リモート研究生活も2カ月が経とうとしており、自分でもあかんなと思うほどの猛烈な中だるみ状態だったので、 ひとつ仕切り直してがんばらねば。


ちなみにこれまでの説教でそこそこおもしろかったものは「カップ麺は体に悪いから食べるな」というものであり、 以降原則として研究室での食事はランチパックとスープパスタに落ち着いている。

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