進路選択ものがたり(1)

あらまし

進路選択の思い出話です。

過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim

はじめに

このシリーズでは、 主に学部3年~修士1年にかけての就職活動や大学院入試といった 進路選択にまつわる出来事を扱う。 一般的な大学生とは一線を画した経歴の持ち主であるという自負があるため、 誰かの参考になるとは思えないものの、 ストーリー性はそれなりにあるのでぜひお付き合いいただけたらと思う。

一般的な進路選択

この記事の読者は、おそらく以下の3パターンのいずれかに該当する進路選択を行うと推察される。

  1. 高校→大学→(就職活動)→企業
  2. 高校→大学→(大学院入試)→大学院→(就職活動)→企業
  3. 高校→大学 →(就職活動)→(大学院入試)→大学院→(就職活動)→企業

1はいわゆる大卒生が該当する最もポピュラーなパターンだ。 2は国立大の理系学生に特に多く見られるパターンで、筆者の大学では8割強が該当する。 3は首都圏など就職活動に対するハードルが低いエリアで散見される。

筆者の進路選択

筆者は

  • 高校→大学 →(就職活動)→(大学院入試)→研究生→(大学院入試)→修士課程→(就職活動)→企業

という遍歴を歩んできた。 研究生とは大学院の非正規学生、修士課程とは大学院の正規の学生であることを意味する。 研究生を経験した日本人学生というのはレアだと思われる。 「大学院」「研究生」あたりでググってこの記事にたどり着いた方もいるであろう。 筆者も、情報の少ない研究生の実態について当時よく調べた身であった。

このシリーズのミソ

このシリーズを通してお伝えできればと思っている点を列挙する。

  • 就職活動はとにかく早く始める。
  • 業界・企業研究は真面目にやる。
  • 内定先とのマッチングがうまくいってるかよく考える。
  • 何がしたいのかよく考える。
  • 内定辞退は早めにする。
  • 院試はちゃんと勉強する。

すべて筆者の実体験に基づく教訓である。 同じような悲劇が繰り返されないことを願ってやまない。

つづく。 進路選択ものがたり(2) - Baggage Claim