進路選択ものがたり(2)

あらまし

進路選択の思い出話です。

はじめから読む場合はこちら。 進路選択ものがたり(1) - Baggage Claim

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大学入学まで

大学に入るまでの進路選択は、わりと順調だった。 中学3年で転校し、周囲の意識の高さにびっくりして勉強をまじめにやり始めた。

  • チャリで通える範囲
  • 家の近くで知り合いに会いたくない

の2つを軸に消去法で考えた結果、隣町の高校が自然と候補にあがり、そこに進学した。

大学もすんなりと決まった。 2年生に北海道の大学のオープンキャンパスに足を運び、都市計画をやってみたくなった。

  • 一人暮らししたい
  • 暑すぎない
  • クルマで帰れる範囲(?)

あたりを軸にして勉強に励んだ結果、仙台の大学で希望通りの分野を学べることになった。

大学生活と就活を始めるきっかけ

1年生の時はそこそこまじめだったので、2年生の半ばに行われるコース配属も第1希望で突破した。 だが、ここで安心してしまったことが引き金となり、 全く勉強をしなくなった。 サークルとバイトに明け暮れ、成績はかろうじて再履修を回避できる最底辺程度をうろついた。 3年の後期には、全く授業の内容がわからないという危機的状況に陥った。 まして、授業中に寝る癖がひどかったものだから、先生方からも同期からも白い目を向けられ、学校に行くこと自体気まずいようなところもあった (サークルにリソースを全振りした結果、講義を繰り返し休み、グループワークがあるコスパの悪い授業は履修すらしなかった。 これにより、そもそもコースの中に仲良くできる友達がほとんどいなかった。)。

自身の怠惰さに起因する居心地の悪さに加え、 研究室配属が成績ベースで行われるというのを3年生の12月頃に知り、 これから3年間やっていけるビジョンが全く見えなくなったことから、就職活動を始めることにした。

つづく。 進路選択ものがたり(3) - Baggage Claim