北東北ローカル線の旅に行ってきた(3)

あらまし

2018年の夏に18切符で青森に行ってきたときの話です。

はじめから読む場合はこちら。 北東北ローカル線の旅に行ってきた(1) - Baggage Claim

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Day1(3)

追分駅でACCUMとお別れ。奥羽線の快速で再び北上する。 この夕方の下り快速は謎なほどに俊足で、停車駅は少なく、所要時間も特急に劣らない (2020年の春にはダイヤ変更でだいぶ鈍足になってしまったようだ。)。 大館を過ぎると客はほとんどいなくなり、秋田県を脱出。まもなくして弘前に到着。 巨大なりんごのオブジェに出迎えられた。 f:id:pur_usupr:20200408164032j:plain

弘前では晩ご飯をと思っていたのだが、めぼしいお店が見つからない。 やむなく駅前のヨーカドーに入り、割引が始まっていたさぼてんのとんかつ弁当をいただく。

弘前駅に戻り、再び奥羽線で北上。 新青森で下車し、歩いて15分ほどの青森健康ランドに向かう。今日のお宿だ。

aomorikenkouland.com

到着21時、出発6時となると普通のお宿に泊まるのはもったいなくて気が引ける。 ネカフェもしんどい。 そんな旅人にとって、広い風呂に入れて仮眠ができしかも安上がりな健康ランドは強い味方だ。 風呂を楽しみビールを飲んで就寝。

Day2(1)

奥羽本線の始発で青森へ。 すぐに津軽線の始発に乗り換え蟹田へ。 淡々と701系での旅が続く。

蟹田津軽線の末端部に向かうべく乗り換え。 蟹田~三厩間は一日わずか5本しか列車が走らない。 7時の便を逃すと次は12時前まで待たなければいけないのである。

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たらこ色のキハ40系。40年選手のご老体で、ACCUMとの落差が激しい。 一方車窓は青函トンネルへの分岐や北海道新幹線の高架が見えたりしてなかなか愉快。 津軽二股は新幹線の奥津軽いまべつと接しているのだが、ありえないほど駅舎のサイズが違ってこれまたおもしろい。

40分ほどで終点三厩に到着。 駅舎は小さい。平均乗員人数は25人/日(2018)らしい。 f:id:pur_usupr:20200408170818j:plain f:id:pur_usupr:20200408170846j:plain

駅前にこれといった観光名所はなく、こぢんまりした集落が広がっている。 バスに乗ることで竜飛崎方面へいけるようだ。

つづく。 北東北ローカル線の旅に行ってきた(4) - Baggage Claim