警察にお世話になった話をまとめてみる(3)
あらまし
筆者は大学入学以降、恥ずかしいことに6回ほど警察のお世話になっています。 人より多いのか少ないのかはよくわかりませんが、笑い話として提供したいと思います。
過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim
はじめての物損事故
2017年の5月のことである。 筆者が当時所属していたサークルでは、2tトラックに荷物を満載し、遠征に行くことが度々あった。 いわゆる準中型免許で運転できる最大のサイズのクルマである。
この日も、翌日からの遠征に向けた積み込みを済ませ、トラックに乗って帰宅した。 家に着く頃には既に日付が変わっており、睡眠不足を憂いながら自宅横のコインパーキングにトラックを止める。 あいにく1マスしか空いておらず、慎重に駐車する。
そのとき、突如メリメリメリ!という音が聞こえてきた。 仰天し、ミラーとバックカメラを確認する。一見、横のクルマや後ろの障害物にぶつかった感じはしない。 ひとまずクルマを出し、降りて周囲を確認する。 やはり周囲に破損した形跡は見受けられない。
ふと上を見ると、なるほど音の正体が判明した。 駐車場の看板に、3mの高さを有する荷室の角がぶつかっていたのである! 看板とはこいつのこと。 ご覧の通り、普通のクルマであればまずぶつかることはない位置にある。ミラーにもバックカメラにも映らない、まさに死角であった。
アルミでできた荷室は特にダメージがなく、プラスチックの看板が一方的に割れてしまったという状態。 幸い空車表示や電気が消えてしまうといったことはなかったものの、誰がみてもぶつけられたことが明らかである。
まずは駐車場の管理会社に電話。 ポリスメンに連絡するようにとの指示を受ける。 次にレンタカーの保険会社に電話。いきさつを説明し、こちらからもポリスメンに連絡するよう指示を受ける。 最後にポリスメンに電話。 近くの交番からすぐにやってきて、現場検証をする。 車検証や免許証をメモって帰ってそそくさと帰って行った。
このあとだが、筆者の知らないところで手続きが全部済まされたようで、 数日後にはぶつけた看板も元どおりになっていた。 特に連絡がなかったため不安ではあったものの、全額保険でカバーされたらしい。 クルマに関しても、無傷だったため何ら追加料金を取られることなく済んだ。 クルマを借りるときには、最低限免責保証に入っておくと有事の際に安心だ。 自分は大丈夫と思っている時ほど、事故は起こりやすい。
教訓:死角に気をつける