近鉄界隈の旅(2)
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Day2
朝、人気のない道頓堀を散歩してから近鉄難波駅へ。
今回の旅のお供はこちらの切符。 GWも使える3日間近鉄全線乗り放題のパスで、価格は破格の4200円。 特急券を買えば特急にも乗れてしまう大変な優れモノである。
近鉄週末フリーパス|その他のお得なきっぷ|観光・おでかけ|近畿日本鉄道
早速急行の五十鈴川行きに乗車。 大阪線を走破し三重県は鳥羽の手前まで行くロングランナーである。
3時間ほどゆられ、お腹が減ったので松阪で下車。 ここでは吉野家の牛丼も高級な肉に見えてくる。
特に観光はせず、再び近鉄に乗り鳥羽へ。 晴れ渡る伊勢湾が大変に爽快だった。 鳥羽に来るのは高校の部活の遠征ぶりだったのだが、 当時訪れた土産物店がそのまま残っていて懐かしく思った。
ここからさらに先へ進み、英虞湾に浮かぶリゾート島である賢島に到着。 駅には2016年に開催された伊勢志摩サミットの記念館であるサミエールが併設されている。 実際に首脳陣が利用した机などが展示されており、まあまあおもしろい。
会場となったホテルや景勝スポットの賢島大橋などを見学。 ロケーションが素晴らしい反面、 島全体がお金のある人向けなオーラを放っていて少々居心地が悪かった。
賢島を出て伊勢市へ。 かなり昔に家族と伊勢神宮のお参りに訪れて以来だったのだが、今回は時間の都合上駅前で雰囲気を楽しむにとどめる。
さて、今回の旅行は近鉄のちょっとした乗りつぶしも兼ねている。 伊勢市から再び大阪線に乗り、大和八木から橿原線へ。 田原本線で王寺を経由して生駒まで向かう。 この辺りはバリバリと特急が行き交う大阪線や奈良線と対照的に、単線区間をまったりと進むローカル線色が強い。