【終】進路選択ものがたり(11)

あらまし

進路選択の思い出話です。

はじめから読む場合はこちら。 進路選択ものがたり(1) - Baggage Claim

過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim

修士の就職活動を総括する

結論から言えば、修士の就職活動は成功した。 高嶺の花にダメもとで手を伸ばしたら届いた、という感覚。 ただ自分なりに戦略的な就活を展開したつもりだったので、それを振り返ってみる。

  • 早めに動き始める

今回、修士の肩書をもらった瞬間(2019年の10月)に就職活動を始めた。 とはいってもたいていの修士学生が夏にインターンに参加してることを考えれば、遅すぎるほどである。

  • いろいろなサービスを使う

今回は逆求人型の就活サービスを使った。 理系院生向けというだけあって、(リクナビマイナビと比べると)ある程度企業数が絞られている点がよかった。 それから就職エージェントを活用して、ESの添削をしてもらったり、 業界や就職活動の動向について情報を積極的に仕入れるようにした。 情報戦といわれる就職活動において、地方の学生はどうしてものんびりしがちなのでいい煽りになったように思う。

  • 周りの人とめっちゃ話す

周囲に就活生がたくさんいたので、いろいろお話するようにした。 前につらつら書きなぐったので詳しくはこちらを見てほしい。

pur-usupr.hatenablog.com

  • 選考に慣れておく

ESは去年の10月くらいからぼちぼち書き始め徐々に煮詰めることで、 本エントリーにはある程度上質なものを出せたように思う。 コードテストやSPIなどもせいぜい年が明けるころには準備を始めた。 それから、第1希望の企業の面接が初めての面接にならないようスケジュールをいい感じに調整した。 個人的に、面接はやはり場数を踏めば踏むほど強くなるものだと思う(逆にだんだん慣れて適当になる人もいるらしい。)。

ここ2年くらいの進路選択を振り返ってみる

さてここまで長々と進路選択の様相を書いてきた。 思いつくままに書いてきたのでストーリーがわかりにくくなっている部分はあるかと思うが、 容赦していただきたく思う。

自分自身はいまの進路選択におおむね満足している。 学部でF社に入社していたら、いまころはコロナの影響におびえながらどこかの現場でヘルメットをかぶり旗を振っていたことだろう。 こんなわがままを受け入れ、モラトリアムの時間をくれた周囲の方々にはいくら感謝しても足りない思いである。

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ちなみに今回内定をもらったF社は、IT業界ということもあり 新卒社員の半数は10年もせずにキャリアチェンジやキャリアアップを目指して会社を去るのだそう。 つまりは、これからも常々自身の進路や身の置き所を考えていく必要があるわけだが、 年功序列の会社にウン10年といるよりはよっぽど楽しそうだし、生き様としてマッチしているように思う。 今から社会人生活が楽しみである。

最後に

コメント・質問・わかりにくいから書き換えやがれなどといったご意見は大歓迎なので、 ぜひお寄せいただきたく思う。