秋の関西に行ってきた(2)

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Day2

中日。阪急の梅田駅で京都・嵐山方面のフリーパスを購入し、特急で河原町へ。 ドア脇の補助席でお尻が痛くなった。

まずは河原町から徒歩15分ほどの場所にある京野菜のお店へ。 人気店で、入店まで30分程度待った。待ち行列の解消を研究している身としては痛恨の事態。

nasukamo.net

朝採れの京野菜をバイキング形式で楽しめるという画期的なお店。 しかも値段は1000円と大変リーズナブル。日ごろの野菜不足を解消すべく、たくさん食べてしまった。

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烏丸から市バスに乗車。 なにかと話題になりがちのバス会社で、乗った便も運転手がキレッキレで非常に愉快だった(連れはビビっていたので、常識的には好ましくない態度)。 平安神宮で下車し、境内を散歩。

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そのまま歩いて岡崎神社へ。 うさぎを前面に押し出した珍しい神社で、狛犬ならぬ狛うさぎがかわいい。 参拝客は女性が多めだった。

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八坂神社をのぞき見。ソーシャルディスタンスカップルが並ぶ鴨川を眺めたのち、京福を使って嵐山へ。

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つづく。

秋の関西に行ってきた(1)

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2020年の11月の連休を利用して関西に行ってきたお話。

Day0

学校から空港に直行し、JALで伊丹へ。 気流が悪くめちゃくちゃ揺れたのだが、 近くにいた赤ん坊が一切泣くことなくいい子にしていて感心した。

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伊丹からはリムジンで新大阪へ。 駅前のアパホテルに宿泊。

Day1

大阪メトロのフリーパスを購入。 御堂筋線、中央線と乗り継いで大阪港へ。 駅付近はイチョウの並木がきれいに色づいていた。

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最初の目的地は海遊館。 世界最大級の水族館であり、見学通路だけで体感1kmはあった。

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www.kaiyukan.com

アカシュモクザメを初めてみた。 とても合理的とは言い難い頭の形、どういう進化を経てこうなったのか謎である。

見学を終え、隣接するモールでいかやきを食べた。 いかやきというと普通のイカを丸焼きしたものを想起するが、 こなもんのいかやきにはイカは入っておらず、総菜クレープに近い。 腹持ちが良かった。

メトロとニュートラムを乗り継いで住吉公園へ。 ここで人気店のチーズケーキを購入。レーズンがアクセントで美味。

www.rikuro.co.jp

日が暮れたころ、あべのハルカスへ。 2014年に完成した日本一高いビルである。地上60階にある展望台へあがり、夜景を鑑賞。

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なんばに移動。千日前で食べた串カツに地域共通クーポンを投じ、一日目を終了。

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プロパイロット2.0に乗ってきた

今日はご縁があって日産の最新の運転支援システムを搭載したクルマでドライブしてきた。

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スカイラインのハイブリッド。3500ccのV6を積んでおり、巨大なエンジンとモーターのアシストで鬼のように加速する(思わず声が出るほど)。燃費は12キロくらい。

高速道路でプロパイロット2.0を体験。手を離せる車に乗ったのは初で、なかなか緊張した。

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走行中に前に低速車が出現すると、追い越しますか?とクルマに問われる。これに応じると、人の手では実現不可能であろうというほど滑らかに車線を変更し、車両をオーバーテイクしてくれる。周囲の交通量が相当少ないなど、使えるシーンはかなり限定的。運転が猛烈に苦手な人向けかな。

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内装は質感が高く、スイッチひとつを押すにしても無駄なクリック感がなくて感動した。ごてごてにラグジュアリーというわけではなく、機能的な雰囲気があるところも大変好み。

ぜひ欲しいなと思ったが、新車価格は約600万。とても手を出せそうにない。

親不知に行ってきた(後)

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後編

海沿いの道の駅で車中泊。 筆者が目覚めたころにはすでにクルマは仙台に向けて動き出しており、 肝心の親不知を何も目にすることなく去ることとなった。

道の駅 親不知ピアパーク - 親不知の観光情報玉手箱

道中、えちごトキめき鉄道筒石駅に寄り道。 もともとはJR北陸本線の駅で、新幹線の開通とともに3セクに移管された。 トンネル内にある駅で、改札からホームまでは300段ほどの階段で結ばれている。

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ホームの入り口には風圧対策のドア。 ホームは外の光も全く届かない場所に位置しており、かなり怖い。

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上越市で銭湯に入り、海沿いの道をひたすら北上。 新潟からは磐越西線に沿って走り、喜多方でラーメンを食べた。

喜多方ラーメン来夢 |トップページ

大峠道路を経由して米沢に入り、栗子峠を通過して福島へ。4号線で帰仙。

道はだいたいこの辺だろうという感じ。 有料道路ももちろん利用していない。

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クルマはデリカのディーゼル仕様。 車中泊にはもってこいの広大な室内空間で道中快適だった。 加速が滑らかだった点も好印象。 唯一気になったのは、左前方の視認性。見切りが悪く、狭いところに入ろうとすると少々神経を使う。

親不知に行ってきた(前)

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親不知は新潟県の下端、 富山市からだいたい70km程度仙台よりの場所に位置する崖が連なったエリア。 ここを目指してひたすら下道を走り続けた話を書こうと思う。

深夜、仙台を出発。 筆者は後席で就寝し、目覚めると日光にいた。 日足道路で埼玉県入りし、利根川とクロス。 荒川沿いの道の駅みなので昼食をとり、奥秩父方面へ。

埼玉と山梨の県境には、日本三大峠の一つ、雁坂峠がある。 その道中にある二瀬ダムには、かつて供用されていた有名な廃トンネルがある。

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注目すべきはその狭さ。 山梨と埼玉を結ぶ唯一の道路とあって往来はそれなりに多いのだが、 トンネル内では行き違いができなかったため、トンネルの入り口に信号を設けて交互通行制をとっていたという。 まさにボトルネック。 トンネルを迂回する新たな道路(これもまたよく通したなという感じがするのだが)の開通により役目を終えた。

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甲府盆地に入り、中央線に沿って西進。 諏訪湖をちらりと眺め、塩尻峠を越えたところで夕食。 松本市街を抜けて、スキー場がたくさんある白馬岳の麓を走り、日本海に面する街、糸魚川へ。 ラストスパートで10kmほど南下し、親不知に到着。出発してから丸24時間での到着だった。

つづく。

【終】富山に行ってきた(4)

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Day4

あさイチ富山県民会館へ向かい、 来富のきっかけとなった大事な用事を済ませる。 ビジネスカジュアルで行ったのだが、会場にはお堅いスーツの人が多め。そういうところだぞ、土木系。

大きなトラブルもなく用事は終了。 打ち上げがてら、富山の名物だというもつ煮込みうどんが有名なお店へ。

糸庄本店 | 富山名物もつ煮込みうどん

太くてコシのある麺にプリプリのもつがたくさん。 具材は味がよく染みており、大変食べ応えのある一品だった。

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全ての用事が終了したので帰路。 行きとは違う道を、ということで41号を使って日本アルプスに突入。

岐阜県飛騨市にある道の駅「スカイドーム神岡」

最初の立ち寄り地は富山から1時間ほど、岐阜県の北部にある道の駅神岡。 ここはカミオカンデと呼ばれる装置を使ってニュートリノの観測が長年行われている(今は後継のスーパーカミオカンデが稼働中)ことで世界的に有名。 この施設に深くゆかりのある東大の小柴先生、梶田先生はノーベル物理学賞を授与されている。 大変恥ずかしながらこの訪問までまったくそうした事実を知らず、 道の駅に併設されたミュージアムを見学して大変勉強になった。

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神岡からは山道を東進して平湯へ。 夏場は上高地乗鞍岳への入り口になることから栄えるようだが、冬だからかあまり活気がなかった。 足湯があったので入湯。

安房峠をトンネルで突っ切り、松本から中央道へ。 諏訪湖SAで入浴と食事を済ませ、大月から富士五湖道路を使って静岡の御殿場へ。 ここで先輩とお別れし、御殿場線で実家に帰った。

おくるまはワゴンR(先輩の代車)。キャデラックみたいな見た目のスティングレー。 ハイトワゴンではあるが、高速での走りは安定感があり驚いた。 エンジンを3000回転くらいに維持しないと100km巡行は厳しかったが、 静粛性が高いおかげでほとんどノイズが気にならないというのも大きな発見だった。

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富山に行ってきた(3)

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Day3

繁華街のビジネスホテルに宿泊。 ホテルは楽しい。社会人になったら出張をたくさんしたい(フラグ)。

この日は富山地鉄の軌道線の一日券を買って乗りつぶし。 全長は20kmにも満たないので、半日あれば余裕で回れてしまう。

まずは駅前から1系統に乗車。 富山駅南富山駅の間を結ぶ本線であり、その歴史は100年を超える。

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終点の南富山は地鉄の鉄道線との接続駅であり、 年季の入った駅舎が堂々とそびえる。周辺は住宅街で、時間をつぶせる場所がなかったため早々に退散。

いったん富山駅まで戻り、2系統に乗って富山大学へ。 途中の神通川にかかる富山大橋は、立山連峰をバックにしたいい写真が撮れるスポットとして有名。

2014年 奨励賞 富山大橋 | 土木学会デザイン賞

富山大学の構内をのぞき周辺を散策した後、再び富山駅へ。 昼食をとり、環状線に乗車。反時計回りの一方向にしか運行されないという特殊なスタイルの路線である。 繁華街を通るため乗客数が多く、ほかの系統と異なり必ず連接車両が投入されている。

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無事乗りつぶしを終え、富山城や国際会議場などを見学。 研究室の方々と合流し、富山の地ビールなどを飲みに行った。

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つづく。