親不知に行ってきた(前)

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親不知は新潟県の下端、 富山市からだいたい70km程度仙台よりの場所に位置する崖が連なったエリア。 ここを目指してひたすら下道を走り続けた話を書こうと思う。

深夜、仙台を出発。 筆者は後席で就寝し、目覚めると日光にいた。 日足道路で埼玉県入りし、利根川とクロス。 荒川沿いの道の駅みなので昼食をとり、奥秩父方面へ。

埼玉と山梨の県境には、日本三大峠の一つ、雁坂峠がある。 その道中にある二瀬ダムには、かつて供用されていた有名な廃トンネルがある。

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注目すべきはその狭さ。 山梨と埼玉を結ぶ唯一の道路とあって往来はそれなりに多いのだが、 トンネル内では行き違いができなかったため、トンネルの入り口に信号を設けて交互通行制をとっていたという。 まさにボトルネック。 トンネルを迂回する新たな道路(これもまたよく通したなという感じがするのだが)の開通により役目を終えた。

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甲府盆地に入り、中央線に沿って西進。 諏訪湖をちらりと眺め、塩尻峠を越えたところで夕食。 松本市街を抜けて、スキー場がたくさんある白馬岳の麓を走り、日本海に面する街、糸魚川へ。 ラストスパートで10kmほど南下し、親不知に到着。出発してから丸24時間での到着だった。

つづく。