大河原でお花見してきた

過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim


とても季節外れだが、2018年の春に大河原に花見に行ってきた話をしようと思う。

帰省で使った青春18きっぷが余っていたので、 仙山線で山形へ出たのち、未乗だった左沢線へ。

f:id:pur_usupr:20201217214615j:plain

平日のラッシュ時はキハ110が6連で走るという胸熱な路線である。 沿線で果物の栽培が盛んなことにちなみ、フルーツラインという愛称があてがわれている。駅名標はラフランスの形。

f:id:pur_usupr:20201217214630j:plain

山形に戻り、奥羽本線で南下。 厳しい山越えで知られる板谷峠では、 貫禄あるスノーシェルターやかつて使われていたスイッチバックの遺構がみられた。 峠駅では力餅の販売にも遭遇。わずかな停車時間の間にてきぱきと客を裁く売り子の手際の良さに感動した。

福島からはたまたま空席があったジパングに乗車。盛岡を中心に不定期で運行される。 隣席の変な鉄オタに絡まれたため、車内を散策。 平泉への期待を込めてデザインされたらしく、 厳かさときらびやかさが同居するこの感じは確かに中尊寺金色堂に通じるものがあるように感じた。

f:id:pur_usupr:20201217214646j:plain f:id:pur_usupr:20201217214650j:plain

大河原で下車し、宮城きっての名所である一目千本桜へ。

f:id:pur_usupr:20201217214730j:plain f:id:pur_usupr:20201217214727j:plain f:id:pur_usupr:20201217214718j:plain

ちょうどピークをちょっとすぎたようなころ合いだったが、大変に壮観。 天気が良ければ雪を冠る蔵王連峰も見渡せるらしいが、この日はあいにく。リベンジしなければ。 桜関係はリベンジを誓ったスポットが多すぎて、 あと何回春が来ても足りないような気さえする。