奥日光に行ってきた(後)

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渋滞といった航続可能距離を減らす要因を回避すべく道を選定。 日光の表通りは避け裏道を駆使したところ、大した渋滞に捕まることなく、東照宮の真横まで出てくることができた。

と、ここまではよかったのだが、 渋滞の回避を至上命題と意識しすぎたしたあまり、日光から目的地の中禅寺湖までの間にかの有名ないろは坂があることを完全に失念していた。 きつい坂道にみるみる減りゆく充電。 少しでも足しになれば、ということでエアコンを切り窓全開で峠を登る。

ブログ的には電欠すればおもしろいのだろうが、すんでのところで中禅寺湖近くの充電スポットに到着。 充電の間、湖畔を散歩するなどして過ごした。 大学1年の時に華厳の滝を訪れた際には散々な天気だったが、この日は穏やか。

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クルマに戻ってみると、バッテリー残量は50パー程度にまで回復していた。 30分の急速充電では案外たまらないようだ。

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必死こいてのぼってきたいろは坂をするすると下る。 リーフはワンペダルドライブを搭載しており、ペダルを踏み変えることなく加減速を調整可能。 加減速とカーブが連続する山道においては、ただ楽というだけでなく、ステアの操作に集中できるため大変ありがたい装備である。

残量が心もとないので、道の駅日光へ。 ここでは別のリーフが充電をはじめたばかりだったため、30分ほどのロス。

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遅れを挽回するべく、帰りは東北道を利用。 自動運転技術の一種であるプロパイロットを試してみたところ、手を離しても車線を認識し、勝手にクルマが曲がっていく。 ステアにセンサが内蔵されており、手を添えた状態は維持しなければいけないのだが、それにしても疲労感は段違い。

高速走行ではもりもりと充電が減っていくため、那須高原で最後の給電を行い、福島のステーションに戻った。

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最後に駐車場でオートパーキングも試してみた。 クルマが白線を認識し、勝手に枠内に停めてくれる。 ドライバーはシフトの切り替えだけすればいいので楽ではあるのだが、いかんせん時間がかかるのが難点。 人の感覚と折り合いをつけていくのが自動運転の一番の難しさだと思うので、今後の動向を見守っていきたい。