命名が難しい旅行に行ってきた(5)
はじめから読む場合はこちら。 命名が難しい旅行に行ってきた(1) - Baggage Claim
過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim
Day4(2)
空港から乗ったのは飛行機ではなくハイエース。
プレミオを返した翌日に遠く離れた地で拝借したおクルマは働く人々の強い味方、プロボックス。 ニッポンレンタカーもトヨレンと同じように回送車両を格安で貸してくれていて、 今回たまたまいい条件のおクルマが北九州空港にいたので急遽抑えた次第。
先ほどバスで渡った橋を逆走して本島に戻り、まず向かったのは門司港。 明治から戦前にかけて外国貿易の一大拠点としての役を担った港で、その名残として歴史ある建造物が立ち並ぶ。
このエリアのシンボルである門司港駅舎は1914年に建てられた二代目。2019年に復元工事が終了したそうで、非常にきれいであった。 九州で唯一の重要文化財に指定された駅であるそう。
レトロな街並みを少し歩くと、関門海峡と大きな橋が目に飛び込んでくる。 風光明媚とはまさにこの風景。向こう岸の袂の砂地がかの有名な壇ノ浦である。 平氏と源氏はもともと水上で戦っていて、潮の流れが逆転したのを機に平氏が壇ノ浦に追い込まれてしまったそうな。 戦局に絶望した平氏関係者の中には、自ら入水して命を絶った者も数多くいたらしい。
