【終】北海道の東端に行ってきた(9)
はじめから読む場合はこちら。 北海道の東端に行ってきた(1) - Baggage Claim
過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim
Day5
ホテルは丘珠空港の近くにとった。 東豊線の新道東から札幌駅に向かい、とかち号に乗って追分に向かう。
追分駅は室蘭本線と石勝線がクロスする駅である。 駅構内はとても広大で、夕張からの石炭貨物が数多く往来していた名残を感じさせる。
室蘭本線をのりつぶすため、ここから岩見沢へ。 旅客列車の運行は少ないものの、本州と道北方面を結ぶ貨物列車がそこそこの本数走っており、部分的に複線での運用もみられる。
岩見沢駅のホームにはばんばの像がある。 岩見沢にはかつて競馬場があり、ばんえい競馬というそりに人が乗るタイプの競馬が開催されていた。
駅舎はモダンな橋上式である。2000年に火災で焼失し、コンペ形式で建設された日本初の駅舎である。 グッドデザイン賞も受賞しており、一見の価値あり。
特急で札幌に戻り、駅付近を少し観光。 空港に向かい、一幻のえびそばを食べて仙台に戻った。
旅を終えて
非常に充実感のある旅行で、 学生生活の中でもかなり高質なプランニングに成功した例だと自負している。 この旅を経て北海道の鉄道乗りつぶしがだいぶはかどったのだが、 道南に少しばかりお残しがあるので、学生のうちになんとかしてつぶしたいところである。