【終】はじめての学会(3)

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Day3

結局ほとんど寝ることのできないままホテルを後に。 そこそこいいホテルに泊まっていたのだが、ほとんどその恩恵をあずかることができなかった。。。

会場に到着し、いよいよ発表を迎える。 はじめての学会発表で案の定がちがちに緊張していたのだが、神様はなかなかに意地悪だった。 まず、(昨日の飲み会にはいた)共著者の先輩が時間になっても会場に現れない。 ボスもいなかったので、さながら敵地に一人で送り込まれた兵士である。 さらに、40名は座れようかという会場がまさかの満員御礼で、立ち見が出る始末。 や、ありがたいこと。ありがたいことだと頭ではわかっている。だがしかし若輩者の筆者にはプレッシャーが大きすぎる。。。

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ほぼ覚えていないのだが、30分弱の発表をなんとかかんとか終わらせることができた。 聴衆いわく、発表者の緊張感が聞き手にも伝わってきたとのこと。 かたわら、名前を知ってる先生から質問や感想をもらったり褒めてもらえたりしたので、頑張ってよかったなと思ったりもした。

とはいえこんなところはとっととずらからん!ということで同期たちと早々に会場を脱出。 向かった先はまたもひつまぶし。

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正直前日食べたものと味の違いはわからなかったが、大変に美味であった。

仙台に直帰するという同期たちと別れ、ひとりカフェに。 なんとここでコーヒーを飲みながら昼寝してしまうという醜態をさらしてしまう。

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目覚めた頃にはまあまあお時間が大変なことになっていて、 蒸し暑い名古屋の地下街をダッシュするハメに。 地下鉄とバスを乗り継いで向かった先はフェリーふ頭。

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船好きの先輩とここで合流し、無事乗船には間に合った。 部屋は一等の和室で、窓もついたいいお部屋だった。

きそ|船舶紹介|太平洋フェリー

バイキングを楽しんだり、大浴場で波に揺られながら湯につかったり、 道内限定のサッポロクラシックいろはすハスカップを飲んだりとゆったりとした時間を過ごした。

Day4

名古屋港を出てから20時間強でようやく仙台港に到着。 船内が広いので退屈しないのと、積もり積もった睡眠不足を解消するべく延々と寝ていたため体感あっという間という感じだった。

かくしてはじめての学会は幕を閉じた。 (主に酒の飲みすぎで)なかなかにハードだったわけだが、この半年後に参加した学会は行程そのものがこれを上回るハードさだった。 そのうち記事にしようと思う。