散歩してきた

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コロコロコロナ。もう飽きた。 テレビを見ててもSNSを見てても怒りや悲しみの声ばかりが目に入ってきて本当に気が滅入る。 自分から見にいってるんだけどね。

コロナに関係なくここ数年の話だが、インターネット上でなんというか「強い言葉遣い」をする人が増えたように思う。 正確に誤解なく意見を発信しようとするとそうなることも致し方ないというのは一応承知している。 でも、口頭やFace to Faceのコミュニケーションが減っているこのご時世、 強い意見ばかり目にすることは精神衛生上よろしくないように感じる。 そもそも、文字というツールはただでさえニュアンスや雰囲気を伝えにくいものなのだから、 送り手にそんなつもりがなくても相手をぎょっとさせてしまうようなことがある。 意見を述べようとして、それが相手にとって威圧的になってないかとか、 こんな時だからこそより一層注意を払った方がいいんだろうなあと思う次第。

蛇足だが、 欧米に由来するイエスノーを強調したコミュニケーションを是とする意見も目にする。 これには個人的に疑問を持っていて、 イエスノーを明言せずともことを運ぶポテンシャルを持つ、ある意味リッチなコミュニケーションを許す言語が日本語なんだと思う。 英語ではほぼ確で I と表現される一人称が、日本語では私・僕・小生などキリがないほどバリエーションを持っているわけだが、 個人的にはこれを大変ありがたいことだなと思っている。 数ある I の中からどの I を選ぶのかを見ることで、相手や場の空気を読めたり常識を試せたりしちゃうわけだから、 我々はこのバリエーションの恩恵を少なからずあずかっていると言えよう。 こういう話をしてめんどくせと思う人もきっといるだろうが、そういう人に限って外国語何もできなかったりするんだろうなと皮肉めいたことを考えてみたりもする。

。。。前置きが長くなったが、こんなことを考えつつ散歩してきた。 久しぶりにカメラを持ち出したので、写真を載せておく。

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緑のトンネル。この色の葉っぱを青葉と名付けた人は偉大だ。 曇天だったのが残念。

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蜜を吸った吸わないでよく話題にあがるツツジ。 シロップみたいでおいしかった記憶。 後ろでぼやけているのはたぶん覆面パトカー。