マレーシアに行ってきた(1)
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今日から5日くらいかけて マレーシアに住む高校のトッモのところに行ってきた話を書く。 これには続編として中国に行ってきた話もあるので、ご期待いただきたい。
Day0
院試を終え、失意の中で迎えた旅立ちの日。 (連日飲み明かしていたのが悪いのだが)翌日に締め切りを控えた論文も書き終わっておらず、 およそ10日間の海外旅行に行くとは思えない雑な荷造りで自宅を出る。
向かった先は空港...ではなく研究室。 必死にキーボードを叩くも、当然提出できるクオリティは至らない。 飛行機を夕方の便に変更し、出発の1時間前まで研究室で粘る。
あまりにも哀れな姿を見かねたのか、心優しい先輩が空港まで車で送ってくれることに。 高速を疾走するその車中でも論文を執筆し続ける。もう半べそ。
空港について保安検査に駆け込む。 ロビーに入るとすでに搭乗が始まっており、20分後には上空へ。 信号一つで乗り遅れた可能性もあった。本当に危機一髪。
2時間ほどで福岡空港に到着。 天神に向かい、福岡のトッモと合流する。 お腹ペコペコだったので一風堂へ。
仙台にもあるのだが、福岡の繁華街で食べるというだけでおいしさが倍増する。 ノリで2軒目の博多らあめん 坫へ。
とんこつラーメンをこよなく愛する筆者にとって、福岡は天国である。 高菜もどっさりと置かれており、気前がいい。 ラーメン教授を輩出した県だけはあるなとひとりで膝を打つ。 よく通ってた大学病院前の哲麺が閉店したときは心に大きな穴が開いた気分だった。
この日はトッモの家に宿泊。 ここでもめそめそ言いながら論文を書く。トッモの呆れた視線が痛い。