中国にはじめて行ってきた(4)
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Day8
西安北駅の近くのホテルに宿泊。 マンションを改造したような作りで、水場はカビまみれだった。
この日は西安市内を観光。 昔は都の長安だっただけあって大変大きな街である。 向かった先は市街地をぐるりと囲む城壁。
全長は14km弱。壁の上は自由に歩くことができ、散歩しながら街並みの変化を観察することができる。 長方形の一辺だけ歩きとおしたのだが、いくら歩いても角にたどり着かないため、精神的なタフさが求められる。
中国版Uberである滴々に乗って繁華街へ。 こぎれいなクルマが来るので基本は安心して利用できるのだが、聞いたことないメーカーのEVが当たることがあるため別の意味でヒヤツキもする。
ちなみに流しのタクシーはフィットアリアのパチモンのような車種が多く、総じて質が悪い。 たまたま乗った車両には鉄格子がはめられており、凶悪犯として護送されているかのようである。
向かった先は回民街。回民というのはイスラム人を表す言葉で、 シルクロード時代にイスラムの人々が持ち込んだ食文化が独特な感じで発展してグルメストリート化した観光スポットである。 美味しそうなものがたくさんあり、欲張って色々食べた。
半日で西安観光は終了。 西安は中国の中でも訪問のハードルがそこまで高くない街なので、改めてゆっくり見にこようと思った。
西安北駅から再び新幹線で150kmほど東の華山に向かう。 新幹線を使いまくっているが、日本と比べるとだいぶ運賃はお安め。何より新幹線を使わなければとても移動できる距離ではない。
華山は小さな街。駅から宿まではタクシーで移動したのだが、 途中で謎のおやじが乗り込んできたりとだいぶ怪しげな感じだった。