中国にはじめて行ってきた(2)

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Day6

ホテルでツレたちと合流。 ひとりめは大学の同期で海外旅行経験が豊富なこの旅の「幹事」。 ふたりめの「先生」も大学の同期。さんにんめは幹事の弟くん。 幹事兄弟はウイグル、先生は東京、筆者はマレーシアから来たのでまさにその中央に集合したことになる。

宿を出て朝食。中国での初めてのお食事は豚骨スープにうどんのような麺が入ったもの。

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帰国する弟くんを見送るため、昨晩散々な目にあった重慶国際空港へ地下鉄で向かう。 まだできて日が浅いようで、ホームドアが完備されている。椅子はプラスチックなのでお尻に悪い。

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昨日ブーブー言いながら駆け回った空港も、落ち着いてみると開放感のある国際空港にふさわしい風格ある建物。 床がこれでもかという程に磨き上げられている。

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3人になった我々は、ふたたび地下鉄に乗り重慶市内へ。 バーガーキングで昼食をとり、モノレールに乗ってターミナルである重慶北駅へ向かう。 道中、先生がモノレールに乗り遅れるというそこそこな惨事があったものの大事には至らなかった。

重慶北駅からは新幹線で北へ300kmほどのロウ中という街へ向かう。 新幹線を予約していたのだが、チケットの受け取りに時間がかかってしまい時間ギリギリに。 というのは、中国は駅構内に入るときに空港と同じような手荷物と身分証明証の提示が必要なのだ。 重い荷物を持って駅のスタッフとともに駅構内を爆走した。

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中国では軍事上の理由からホームで写真をおおっぴらに撮ることができない。 車両は日本の新幹線と似たノリなのだが、 300kmくらいで走っているときに謎の共振が発生することがあり、正直ひやひやだった。 2時間ほどでロウ中へ到着。

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ありえないほどのGを味わせてくれる路線バスに乗り中心部へ。 ロウ中は中国四大古城と呼ばれる長い歴史を持つ古い街で、 三国志ファンの聖地でもあるらしい。 四大古城のなかでも抜群のアクセスの悪さから、日本人はほとんど訪れることが無いようである。

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市街地から旧市街に入ると、石畳の風情ある街並みになる。

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いくつか楼閣が建っていて、日中にはのぼって市街地の景色を楽しめるようだ。

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夕食にしょうゆベースのラーメンのようなものを頂いてから宿へ。 案内された部屋には牢屋のような鉄格子がはめられていた。

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つづく。 中国にはじめて行ってきた(3) - Baggage Claim