給油口のある機能を知らない人に送る話

あらまし

クルマに関する雑談です。

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ガソリンスタンドにて

セルフのガソリンスタンドに行くと、時折給油キャップをプラーンとぶら下げた状態で給油しているドライバーを見かける。 それから給油キャップを閉め忘れたまま路上に出る世にも恐ろしいドライバーがいるとも聞く。 察するに、そうした方々はおそらく給油口に隠されたある機能を存じないのではないか。

フュールキャップホルダー

もったいぶったが、 多くのクルマには、給油口の裏に「フュールキャップホルダー」を名乗るデコボコが存在する（追記：フューエルキャップホルダーとも。）。 見た目には非常に分かりづらいのだが、給油キャップがガタなく収まる部分があるのだ。 ここに給油キャップを引っ掛けることにより、物理的に給油キャップの閉め忘れを回避することができ、クルマに傷がつくこともない。

あんまり古いクルマだったりトラックのように給油キャップがむき出しの場合は残念ながらこの機能が備わっていないことがある。 給油する際にぜひ確認してみてほしい。車種によってはCAPと印字されていることもある。

但し書き

最後に付け加えておくと、この機能はあくまで給油キャップの閉め忘れにしか効果を発揮しない。 すなわち、給油口自体の閉め忘れを回避するものではないので、あくまで自身の目で給油口を閉じたことを確認してから走り出してほしい。