上総・下総ドライブ
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今日、仙台は久しぶりに晴れた。 7月に入ってからずっと雨が降っていたので、大変に気持ちがいい。 このまま梅雨が明けてくれると嬉しいのだが、今週はまた天気が下り坂らしく、少々悲しい。
さて、今日は晴れた夏の日のドライブ記事を書こうと思う。 いまからちょうど2年前、借りたクルマはロードスター。ツレは中国旅行で登場した幹事。
仙台を夕方出発し、6号線をひたすら南下する。 水戸からは内陸に向かう6号と別れ、引き続き海沿いの51号線を走行。 日付が変わるころに鹿島神宮に到着し、ちょっとだけのぞき見。
引き続き海に沿って南下し、銚子大橋という利根川にかかる大きな橋を渡って千葉県入り。 海の近くで車を止め、車中泊にはおよそ向いていないロードスターのなかで無理やり仮眠する。
目を覚ますと、犬吠埼灯台の姿がもやのなかに浮かび上がっていた。 あいにく日の出は拝めなかったが、ひろがる水平線は半島の先端ならではの風景である。
九十九里道路などを通っていすみ方面へ。 海水浴場がならぶ非常に美しい海岸線が続く、超気持ちいい道だった。
御宿といういすみから南に少し行った町にある月の砂漠に寄り道。 ラクダの石像が砂浜に置かれており、その名にふさわしい演出が愉快。
ここからは内陸へ。けっこうな山の中をさまよっていると、 いすみ鉄道と小湊鉄道の接続点である上総中野駅に到達した。
まさにローカル線と言わんばかりの、味のある駅舎。 車両は菜の花を想起させる黄色にペイントされ、都会の列車にはないかわいらしさがある。
ここから帰路。 よたよたと山道をしばらく走り、佐倉から東関東道と常磐道を経由して帰仙。 ガソリンが燃やされる音に胸を痛めながら、一晩かけてきた道をあっというまに戻っていく。
ロードスターは言わずと知れた小型オープンカーであり、多くのドライバーの心をつかんできたマツダを代表する車種である。 意のままに操れるゴーカートのような感じで非常に楽しいのだが、 個人的にはゆったりした室内や落ち着いた乗り味を持つクルマが好きなので（ロードスターに乗ってやっと確信した）、今後積極的に選択することはないだろう。
水戸以北は面白くないので、水戸駅を起点としてマップを作成。 実際の走行距離は1000kmに若干至らない程度だった。
