男鹿に行ってきた(前)

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去年の秋に男鹿に行ってきたお話。 メンバーは本ブログ最多登場回数を誇る案内役とヘビースリーパー。 宿に泊まっていないので一応日帰りという体なのだが、 稼働時間と移動距離でみると一泊二日相当(笑)なので二部制とする。

出発が朝1時という意味不明な設定だったため、寝坊を恐れヘビースリーパー宅に前泊。 なかなか寝付けず、うとうとし始めたところで皮肉にも出発時刻を迎え、クルマの少なくなった4号線をひたすら北上する。

岩手県に入ったあたりでエネルギーが切れて記憶がなくなる。 後部座席でひっくりかえった状態で運ばれ(我々の間ではこれを護送と呼ぶ)、気がつくと秋田県の鹿角にいた。

「あんとらあ」道の駅かづの 【公式サイト】

ここは筆者が10年間暮らした大館市にほど近く、微妙に風景が記憶に残っていた。 とはいえ、夜が明けきらない時間帯に来るのは初。

引き続き282号線を進み、康楽館が有名な小坂に立ち寄り。 ここには廃線となった小坂鉄道の小坂駅に、これまた引退した寝台特急あけぼのの車両を使って列車ホテルが開設されている。 旅客車両のご老体も置かれていた。

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何度も乗ったあけぼの。壊されることなくこうして綺麗な状態を維持してもらえるというのは本当にうれしいお話である。 ちなみに宿泊者のクルマは県外ナンバーが大半を占めていた。

坂梨峠を越えて青森県に入り、7号線に合流。 高規格なバイパスをすいすいと走り、第一目的地である青森空港に到着。

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改装したてホヤホヤのようで、館内は真新しい。デッキに出てみるとミニオンジェットがいた。 館内のフードコートで味噌カレー牛乳ラーメンを頂いたあと、少しばかり南下し大鰐温泉へ。

青森県 温泉 大鰐町地域交流センター鰐come(わにかむ)

暖炉など非常に温かみのある館内に、ヒノキの露天をはじめとする広い浴場。 ずっといてもいいなと思う程度には快適だった。 大鰐はもやしが有名で、時期を狙えば駅付近の食堂などで食べられるようだ。

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