島原・天草に行ってきた(3)
はじめから読む場合はこちら。 島原・天草に行ってきた(1) - Baggage Claim
過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim
Day3
お宿は小浜温泉の旅館。 雲仙岳のふもとにあり、硫黄のにおいが立ち込めている。 レンタカーも一晩蒸気浴。
いったん北上し、海岸線に沿って雲仙岳のふもとをぐるっと回る (当初は雲仙岳を越えるつもりだったが、積雪が心配で断念。)。 島原鉄道の終着島原外港駅(いまの名称は島原港駅)に寄り道。
有明海。波がなく非常に穏やか。
じきに南端の口之津港に到達。ここからフェリーで天草諸島の鬼池にわたる。 車検証を見せればレンタカーも船積みできる。
軍艦島への過酷な船旅と裏腹に、雲仙岳を眺めながらきわめて優雅なクルーズを楽しむ。 この航路は国道389号線の海上区間になっていて、便数も日に15便程度確保されている。
天草に上陸し、まず目指したのは天草空港。 ボーディングブリッジがないため、1フロアで搭乗に際したすべての手続きが済むというコンパクトさが特徴。 天草エアラインの拠点空港だが、残念ながらお目にかかることはできず。
富岡城や大江天主堂といった観光地を巡ったのち、 天草諸島を横断して熊本へ。
向かったのは熊本城。 地震の爪痕が色濃く残っており、 天守閣は復旧の真っ最中、石垣は崩れたままだった。 これを元通り積みなおすと思うだけで気が遠くなるし、実際復旧には20年かかると見込んでいるそう。