【終】富岡製糸場に行ってきた(5)

はじめから読む場合はこちら。 富岡製糸場に行ってきた(1) - Baggage Claim

過去記事の一覧はこちら。 記事一覧 - Baggage Claim


Day2(3)

碓氷峠は新道と旧道があり、 廃線に沿った旧道にはちらちらと見どころがある。 なかでも最も有名なのがこのめがね橋。

f:id:pur_usupr:20200414195834j:plain

高さは30mくらいで、レンガでできている。 町中の小川を超えるていどの鉄道橋にはレンガや石造りのものをたまに見かけるが、 これほど大掛かりなものはなかなかない。 ちなみに上は歩けるようになっていて、さっきのむらからの遊歩道が整備されている。

せっかくなので碓氷峠を越えてみることにした。 カーブの数は100を優に超える。相当なもの好き以外、旧道を選ぶインセンティブはない(断言)。

峠を抜けるとそこは軽井沢で、急におしゃれな雰囲気を醸してくる。 軽井沢駅に寄り道してみると、ここにもかつての主役が保存されていた。 f:id:pur_usupr:20200414200946j:plain

ここからは帰路。 碓氷峠をまた超えるのは面倒だったので、 浅間山白根山の西側を通り日本海側を経由して帰ることにする。

上信越道に沿って長野方面を目指し、途中上田で北に折れる。 菅平高原のスキー場をショートカットし、一山超えたところで長野から来た北陸新幹線と合流する。 少し行くと新幹線が開通して日が浅い飯山駅が文字通りヌッと現れたので、休憩がてら見学。 f:id:pur_usupr:20200414201818j:plain

金沢に向かう北陸新幹線と別れ、飯山線に沿って新潟入りする。 途中日本屈指の豪雪地帯十日町につく頃には、外は暗く雪もどかどかと降りはじめた。 じきに上越新幹線に合流。久々の大都会新潟につく頃には21時を回っていた。

新潟では晩御飯とこの旅2度目の給油。新潟はガソリンが安い。 ここから高速を使うことも考えたが、結局小国街道経由で下道で行くことに。 仮眠をしつつのんびり進み、仙台についたのは翌朝6時ころであった。

今回の旅の全貌はこちら。

走行距離は1000kmちょっと。燃費は16km/l 程度であった。 好き勝手に動き回れたのは良かったものの、 体力的なしんどさと真夜中の山越えのつらさは否めない。